私の好きなもの~ガンダム・初めてガンダムに触れる人に読んでほしい~

■ガンダムって?

私は子どもの頃から好きなアニメ作品があります。
それは「機動戦士ガンダム」シリーズです。
私は6歳の時、当時放映されていた「機動戦士Vガンダム」で初めてガンダムという作品を知りました。
登場するガンダムがカッコよくてテレビに食い入るように見ていたと母が証言しておりました。
今思えば機動戦士Vガンダム6歳の子どもが見るにはショッキング過ぎる作品です。
そんな私がハマった「機動戦士ガンダム」という作品の名前を聞いたことがある方は多いと思います。
1本のテレビアニメから始まったこの作品は今や世界に展開する、日本が誇るカルチャーの1つになりました。
1979年にスタートした第1作から始まり、現在まで続くこの作品を1人でも多くの人に知ってもらいたいという想いでまずはこの記事を執筆していきます。
そしてせっかく自分のブログを立ち上げたのでこの機会に「機動戦士ガンダム」という作品群をご紹介していきたいと思います。

■ガンダムの魅力その①・登場人物~アムロとシャアだけじゃないよ~

「機動戦士ガンダム」と聞いて「アムロ」「シャア」という名前が思い浮かぶ方もいるのではないでしょうか。
第1作の「機動戦士ガンダム」はまさにこの2人を中心に物語が進んでいきます。
たしかにこの2人は物語を語っていく上で欠かせない人物です。
しかしそれ以外にも「機動戦士ガンダム」には魅力的なキャラクターがたくさん登場します。
美人なお姉さんセイラやガンダムシリーズの名指揮官ブライト艦長
ガンダムシリーズの中でも異色の主人公ドモン存在意義を問い続ける刹那など挙げたらキリがないほど「機動戦士ガンダム」シリーズに登場する人物は多彩なキャラクターばかりです。
恐らくガンダムに触れ、ガンダムに惚れ込んだ人にはそれぞれ好きなキャラクターがいると思います。
それはきっと千差万別、人それぞれです。
そんなひと癖もふた癖もあるキャラクターこそが「機動戦士ガンダム」というシリーズの魅力の1つと言っていいでしょう。
今後上げていく記事ではそういった魅力あふれる登場人物についてもご紹介していきたいと思います。

■ガンダムの魅力その②・モビルスーツ~モビルスーツというロボット~

Samuele SchiròによるPixabayからの画像

「機動戦士ガンダム」を語る上で「ガンダム」そのものは欠かせません。
「機動戦士ガンダム」というシリーズに詳しくない方には「ガンダム」は人が乗って操縦するロボットというイメージだと思います。
その認識で大丈夫です。
ロボットアニメの主役となるロボットにはいくつかパターンがあります。
「鉄人28号」のようにリモコンで操縦するタイプや「勇者シリーズ」や「トランスフォーマー」のようにロボット自身が意思を持っているタイプなど作品によって異なります。
この様に様々なタイプのロボット作品がありますがその中でも一番多いのは人間が乗り込んで操縦するタイプのロボットです。
「ガンダム」も人間が乗り込んで操縦するタイプのロボットになります。
多くのガンダムは胴体にコクピットがありそこに主人公が乗り込み操縦するかたちです。
そして「機動戦士ガンダム」シリーズにおいて「ガンダム」や「ザク」のようなロボットをモビルスーツ(MS)と呼び、人間型ではないロボットはモビルアーマー(MA)と呼ばれます。
そのため今後執筆していくガンダムに関する記事では登場するロボット群をモビルスーツ(MS)と呼称していきます。
「機動戦士ガンダム」シリーズには肩に大砲を背負ったMSや変形するMS、遠隔兵器で攻撃するMSや超常現象を引き起こすMSなどバリエーション豊かなMSが登場します。
1つのMSをとっても登場作品やパイロットによって異なるなど設定によって変化し10以上のパターンが存在するMSもザラに登場します。
そういった数えきれないほどのMSが登場することが「機動戦士ガンダム」シリーズの2つ目の魅力と言っていいでしょう。

■ガンダムの魅力その③・数多の作品たち~40年以上の歴史と生みの親~

40年以上にわたり物語を紡ぎ続ける「機動戦士ガンダム」シリーズは世代を超えて愛されている作品です。
「機動戦士ガンダム」シリーズはテレビアニメから始まりマンガ、映画、OVA、小説など様々なメディアで展開しています。シリーズのはじまりである第1作、「機動戦士ガンダム」を皮切りにテレビシリーズ14作映画作品7本OVA10本マンガ作品は50作以上展開し今では世界各国で愛されているシリーズ作品です。
※映画作品などには3部作など複数で1本という作品もありますのでこの場合はまとめて1本とカウントしています。
この「機動戦士ガンダム」と名の付く作品群のスタッフロールには必ずある人物の名前が入ります。
それは富野由悠季(とみのよしゆき)、ガンダムの生みの親です。
富野さんは「機動戦士ガンダム」以外にも「無敵超人ザンボット3」や「伝説巨人イデオン」など1970年代から多くの作品を手掛けています。
元々富野さんはあのマンガの神様手塚治虫さんの虫プロで働いていて後に自らが脚本を書きアニメを制作するようになりました。
2022年3月現在、81歳になる冨野さんは今もアニメ制作会社で作品制作の指揮をとる現役のクリエイターです。
「機動戦士ガンダム」にはそんな富野さんの戦うということへの考え方や家族というものの捉え方など様々な思想が散りばめられています。
そしてそれを現代のクリエイター達が自分なりに解釈し、今も物語を作り続け「機動戦士ガンダム」という作品は第1作から40年以上経った今も愛されているのです。

■ガンダムの魅力その⑤・複雑な物語~正義と悪の対決ではない~

子どもから大人まで多くの世代が夢中になる作品には正義と悪の対決を物語の軸とした作品が多くあります。
しかし「機動戦士ガンダム」という作品群はそうではありません。
確かにガンダムシリーズも1つの物語である以上必ず終わりを迎える必要があります。
そして人間同士が戦っている以上、明確な「敵」が存在しなければなりません。
「機動戦士ガンダム」という作品群でも最終的に倒すべき敵、いわばラスボスは登場するものの、それが「悪」とは限りません。
信念によって対立した相手がラスボスになることや気づけば主人公たちの勢力がラスボスの立ち位置に立っていたという場合もあります。
人間として歪んでいる人物や明らかに邪悪な思想で攻めてくる敵、民間人であろうと容赦なく攻撃する「悪」と呼んでいい人物や勢力はガンダムシリーズにも存在します。
そしてそういった人物や勢力がラスボスになるケースはいくつかあります。
ただそういった人物や勢力にもそこに至るまでの経緯があり、それを知っていくとただ悪いだけじゃなく一考すべき余地がある人物が大半です。
このように「機動戦士ガンダム」という作品群は登場人物がモビルスーツに乗り込み2つの勢力に分かれて単純に戦うのではなく、登場人物の想いや背景、それまでの経緯などが複雑に絡み合って物語が展開していきそれが積み重なり物語に深みを与えています。

■ガンダムとは?

今回の記事では「機動戦士ガンダム」という作品が、なぜ第1作の放送から40年以上経った今も世界中で愛されているのかをご紹介してきました。
最初にも書きましたが私は子どもの頃からガンダムシリーズが大好きで今もプラモデルを買ったり映画を見に行ったりテレビシリーズを見たりしています。
せっかくの自分のブログですのでこれからはガンダムシリーズの魅力を紹介する記事を書いていく予定です。
それを呼んで1人でもガンダムが好きになったという人がいてくれればそれだけで書いた意味があったと思います。